中日効いた8回の2点!岩瀬ドキドキ締めで第2S進出

[ 2009年10月19日 17:42 ]

3回、中日2死一塁、和田が右越えに逆転の2ランを放つ。投手由規

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(3試合制)第3戦は19日、名古屋市のナゴヤドームで行われ、リーグ2位の中日と同3位のヤクルトが第2ステージ進出を懸けて対戦。先発は中日が中田、ヤクルトは由規。

 ヤクルトは1回2死から宮本、青木の連続二塁打で1点を先制した。
 中日は3回に反撃。2死一塁に和田がCS2号2ランを右翼スタンドに叩き込み、試合結果詳細をひっくり返した。
 5回表に中日・中田は2死一、二塁のピンチを迎え、ヤクルト・田中に右前打を打たれたが、野本が好返球、二塁走者を刺して中田を救った。
 ピンチの後には当然チャンス。中日は和田、野本の安打で1死一、三塁とヤクルト2番手の松井を攻め、谷繁がまず右前に適時打。すかさず代打・立浪が起用され、期待に応える2点二塁打が飛び出した。
 ヤクルトは8回、福地の安打などで築いた1死一、三塁に、青木の適時打で1点。デントナも適時打で続き2点差としたが、なおも続いた1死満塁のチャンスに志田は遊ゴロ併殺打に倒れた。
 その裏の中日は1死二塁から平田の三塁打、藤井の二塁打と連続長打で2点。ほぼダメ押しとなる2点を追加した。
 中日9回のマウンドには“守護神”岩瀬が立った。簡単に2死を取ったものの福地、田中の連打で1点を失い、続く宮本も安打。一打同点の一、二塁と中日ファンドキドキの場面だったが、4番・青木を空振り三振に打ち取り試合終了。第2戦から連勝で第2ステージ進出を決めた。
 東京ドームで始まる第2ステージ(6試合制)ではCSが導入された2007年から3年連続で、リーグ優勝の巨人と、中日の顔合わせとなった。

 第2ステージはセ、パともに21日からで、リーグ優勝チームが1勝のアドバンテージを持つ6試合制となる。

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2009年10月19日のニュース