菊池獲りの“使者”はド軍改革の立役者

[ 2009年10月19日 12:04 ]

 現在のド軍は20代の若手がチームの中心となっている。25歳の4番ケンプ、26歳の正捕手マーティン、25歳の守護神ブロクストン、21歳カーショーと24歳ビリンズリの左右の両エースは、すべてホワイト氏がドラフトで指名した選手だ。

 オリオールズでスカウトを務めた後、02年にド軍と契約し、アマチュア・スカウト部長に就任。マイナー組織の改革に取り組み、ドラフトで次々に優秀な人材を獲得してきた。ド軍は大金を使ってFAで大物選手を獲得する手法ではなく、07年にGM補佐に昇格したホワイト氏の下、マイナーから自前の育成システムで選手を育てる手法で、チームを強化している。

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2009年10月19日のニュース