今年も強いフィリーズ!投打の柱が流れ呼ぶ

[ 2009年10月19日 15:27 ]

ドジャース戦の1回に2点本塁打を放ち、生還したハワード(6)に迎えられるフィリーズのワース

黒田まさか…2回途中でKO ドジャース大敗

 【フィリーズ11―0ドジャース】試合開始と同時に球場内に「Beat LA(ドジャースを倒せ)」の大合唱が巻き起こる中、フィリーズは投打の柱が流れを引き寄せた。
 1回、先発の左腕リーが三者凡退で上々の立ち上がりを見せると、その裏に黒田を攻めて主砲ハワードが先制の2点三塁打。続くワースにも特大の2ランが飛び出し、一気に勢いづいた。
 昨季はインディアンスで22勝を挙げたリーは「早い回に得点してくれたので、自分の投球の助けになった」と、8回を投げ3安打10三振、無四球無失点の好投。打線は黒田を引きずり降ろした後も後続投手に襲いかかり、11安打で圧勝した。
 本塁打を放ったワースは「みんなが同じ方向を向いている。チームが立てたプラン通りのことを行い、余計なことをしない」と胸を張る。相手にまったく付け入るすきを与えない試合展開を見る限り、その強さは既にワールドシリーズを制した昨年を上回っているのかもしれない。(共同)

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2009年10月19日のニュース