黒田まさか…2回途中でKO ドジャース大敗

[ 2009年10月19日 09:40 ]

フィリーズ戦の1回、ハワードに先制の2点三塁打を許したドジャース・黒田。左は生還するアットリー

大一番で復帰も乱調…黒田、期待に応えられず

3安打11三振…術中にはまってド軍打線沈黙

安定感抜群のリー

 米大リーグは18日、フィラデルフィアでプレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第3戦を行い、フィリーズ(東地区1位)がドジャース(西地区1位)に11―0で大勝し、2勝1敗とした。先発したドジャースの黒田博樹投手は1回に4連打で4失点するなど乱調で、2回途中降板。1回1/3を6安打6失点で敗戦投手となった。
 黒田は1回、2安打などで1死一、三塁とされ、ハワードに2点三塁打、続くワースには2点本塁打を打たれた。2回にも二塁打2本を許した。黒田は首痛のために9月28日を最後にメジャーでは登板していなかった。
 11安打11点のフィリーズは投打にドジャースを圧倒した。左腕リーは8回を3安打無失点。無四球で10三振を奪った。

 ▼黒田の話 すごく悔しい。マウンドに上がった以上は結果が求められる。(約3週間ぶりの登板だったことは)関係ない。自分の投球に入る前にやられてしまった。相手が研究してくるのは当然。まっすぐ系の球を打たれた。(変化球に)手を出してくれず、自分のイメージと違う配球になった。

 ▼ドジャース・トーリ監督の話 黒田は練習で見た時とは違って、今夜は思うところに投げられなかった。(次回登板は)投球練習を見てから。明日タイにするチャンスがあるし、そうしなければいけない。

 ▼フィリーズ・マニエル監督の話 打者全員が貢献し、リーも素晴らしい投球をした。明日もまた、勝つために試合をする。(黒田対策は)打席で我慢強く待ち、変化球に手を出さなかったのが良かった。(共同)

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2009年10月19日のニュース