東京電力20年ぶりVに王手

[ 2009年10月16日 06:00 ]

 蒼龍旗争奪第62回実業団野球業種別東京大会は15日、準決勝2試合が行われた。第1試合は20年ぶり優勝を狙う東京電力が中盤の猛攻で逆転勝ち。第2試合は初優勝を狙うジーマックスが少ない好機をものにして逃げ切った。16日は決勝が行われる。

 <東京電力 鮮やか逆転劇>鮮やかな逆転勝ち。5回に相手バッテリーの乱れを突いて同点に追いつくと、続く6回は渡部の右中間2点打を含む一挙4点を挙げて試合を決めた。投げても1失点完投の渡部は「中1日だったけど、完投できてよかった」と安どの表情。決勝へ向けて清水監督は「決勝ではなく一つの試合だと思って頑張りたい」と気合を込めた。

 <ジーマックス 初の決勝進出>前日、延長戦を制した勢いそのままに快勝。豊島が1失点完投すれば、打線も先制、ダメ押しと歯車がかみ合った。2度目の出場で初の決勝進出に安西監督は「ウチのいいところが出た。先制できたことも大きかった」と満足げ。そのうえで「全員で戦えているし、戦うごとに自信がついている」と頂点に向けて意気込んだ。

続きを表示

2009年10月16日のニュース