ベストファーザー?いや、ベストじじい!

[ 2009年6月22日 06:00 ]

 「2009年度ベスト・ファーザー イエローリボン賞」のプロ野球部門の受賞者12人が21日、発表され、各球場で授賞式が行われた。29日の誕生日で74歳となる楽天・野村監督は、球界にも多くの“息子”を育てたとしての受賞に「ベストファーザーじゃなくて、ベストじじいなら分かるけどな」。甲子園での阪神戦後には、実の息子である楽天・野村克則バッテリーコーチ、さらに孫の忠克君(7)と親子3代でキャッチボール。指揮官は「この子は仙台っ子なんでアイスホッケーに夢中。野球はこれから」とおじいちゃんの顔で話していた。

 ▼ヤクルト・石川 5歳の長男も喜んで、折り紙でつくったネクタイをくれました。野球に子育てに頑張って、格好いいパパになれたら。
 ▼横浜・工藤 大変うれしく思う。子供がたくさんプレゼントをくれるのが励みになる。野球を一生懸命やりながらも子供と接する時間を楽しみたい。
 ▼ロッテ・井口 野球以外での賞は初めて。光栄です。昔のように“亭主元気で留守がいい”と言われないように頑張る。
 ▼西武・石井一 順当に選ばれたと思います。僕が選ばれるのは分かるんですけど(ヤクルトの)石川と一緒に選ばれたのはどうかと…。
 ▼日本ハム・金子誠 父の日も誕生日も家にいないから金子家に記念日といった感覚はないんです。でもかわいらしい賞ですね。
 ▼巨人・ラミレス 父親として、子供と一緒に過ごすことが一番。子供に愛を与え続け、子供にもそれを感じてもらうことが父として大切なこと。
 ▼広島・栗原 広島にいる時は(2人の娘と)できるだけ一緒にいる時間を増やしたい。いつも子供から元気をもらっています。

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2009年6月22日のニュース