広島新球場報道 4年で28億円の広告効果

[ 2009年6月22日 19:42 ]

 新球場報道は4年間で約28億円の広告料に相当――。広島銀行系のシンクタンク「ひろぎん経済研究所」は22日、4月オープンしたプロ野球広島の新本拠地マツダスタジアム(広島市民球場)に関する報道の広告宣伝効果の推計結果を発表した。

 旧球場に替わる施設として建設計画が本格化した2005年度から、初の公式戦3連戦があった今年4月12日まで、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の各メディアが新球場を取り上げた件数を集計、広告料金に換算した。
 その結果、4年余りで3724件報道され、28億3400万円の広告宣伝効果が生じたという。最も多かったのは08年度の9億8千万円で、09年度はわずか12日間で約3億6千万円に上った。
 同研究所は「全国放送や特集番組が相次いだのが大きい」。広島市も「注目されることで一層多くの人が新球場に足を運び、地域の活性化につながってほしい」と期待している。

続きを表示

2009年6月22日のニュース