“名物”インフルに勝てず…甲子園も風船とばし自粛

[ 2009年5月19日 12:52 ]

 プロ野球阪神と阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)は19日、新型インフルエンザの感染拡大を受け、24日の対千葉ロッテ戦からジェット風船の販売をやめ、来場客にも風船飛ばしの自粛をお願いすることを決めた。

 甲子園のジェット風船飛ばしは、7回の阪神の攻撃前や試合勝利後にスタンドから風船を一斉に飛ばす“名物”。阪神球団は「より安全で安心できる環境で野球観戦を楽しんでいただくための措置」としている。
 ヤクルトとソフトバンクが既に本拠地でのジェット風船使用を禁止。オリックスも京セラドーム(大阪市西区)での自粛を決めている。
 ジェット風船飛ばしをめぐっては、感染者を出した兵庫県立神戸、兵庫高校が8日に交流試合をした際、応援の生徒がしていたことが分かっており、感染拡大の原因の一つと疑われている。

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2009年5月19日のニュース