首位タイ浮上！オリックスは浮かれない！

＜ロ・オ＞オリックス首位タイ浮上に貢献した先発・金子

　【オリックス５―３ロッテ】オリックスの金子が９回にバーナムＪｒ．に３ランを浴びて降板。２年ぶりの完封こそ逃したがチームの首位タイ浮上に貢献した。今季２勝目を挙げたが「１人で投げきりたかったから残念」と複雑な表情だ。前回２１日の西武戦（京セラドーム）では自己最多の１３奪三振。しかしこの日はわずか１。「三振を取る取らないの意識はなく、１球１球を大事にいった結果」という。力でロッテ打線をねじ伏せ、２５個のアウトのうち、フライアウトは１５個を数えた。３連勝で貯金３。開幕１０試合以降で首位に立つのは０１年６月３日以来、２８８７日ぶりとなる。それでも大石監督は「気にしない。自分たちの試合に集中するだけ」と気を引き締めた。