ヤクルト４月勝ち越し！投手陣の粘りで３連勝

　【ヤクルト３－０中日】投手陣の粘りがヤクルトに勝利をもたらした。「１球１球、精魂込めて投げた」という先発の石川が８回２死まで無失点でしのぐと、後を受けた林昌勇も中日の反撃を封じた。今季初めて守護神を前倒しで使う継投策も光った。

　８回２死一、三塁のピンチを切り抜け、９回は２死二塁から代打の立浪を打ち取った林昌勇は「１イニングと同じ気持ちで投げた」と気迫の投球を振り返った。

　５連敗の後に３連勝。高田監督は「５連敗があったから喜びも半減」と言いながらも、チームは６年ぶりの４月勝ち越しを決めた。