ＭＬＢ「サラリーキャップ制度」導入提案

　大リーグのオーナー会議が１４日、アリゾナ州フェニックス近郊で開かれ、年俸総額の上限を定める「サラリーキャップ制度」の導入が提案された。複数球団のオーナーが申し出たもの。不景気のために各球団が経費削減を強いられる中、今オフＦＡ選手に５億ドル（約４４５億円）も投じたヤンキースの影響が強い。同制度は今会議の議題ではないが、労使協定が切れる１１年シーズン後に話し合われる可能性はある。