ヤクルト 相川へ背番号「27」提示へ

[ 2009年1月16日 06:00 ]

自主トレ先のハワイから帰国した横浜・相川亮二はヤクルトとの契約について言葉は少なかった

 横浜からFA宣言し、メジャー移籍を目指していた相川亮二捕手(32)が15日、自主トレ先のハワイから帰国。獲得に名乗りを上げていたヤクルト側へ入団の意思を伝えた。ヤクルト側は3年契約で出来高込みの総額4億5000万円を提示するとみられ、背番号は07年に引退した古田敦也氏(43)がつけた「27」を提示する方針。16日に都内で入団交渉を行う。

 相川は午後1時すぎに成田空港に到着し、メジャー断念について「(春季キャンプの)招待選手の話はあったが、代理人から時間がかかると言われたので」と説明。「きょう(15日)が良い区切りかなと思う」と話し、午後4時にヤクルト側へ電話を入れた。

 ヤクルトは球団史上初のFA選手獲得へ、最敬礼の条件を提示する。背番号は2と29も候補だが、古田氏の引退後は“半永久欠番”となっていた27も用意。交渉担当の伊東編成部課長は「欠番というものでもない」と16日の入団交渉で相川へ伝えるという。相川側も入団への支障はなく、16日にも「ヤクルト・相川」が誕生する。

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2009年1月16日のニュース