戦力面だけじゃない!上原で知名度もアップへ

[ 2009年1月16日 15:35 ]

 上原浩治投手が契約した米大リーグ、オリオールズの球団公式ホームページが15日、同球団初の日本選手の入団効果に期待し、「ウエハラがオリオールズのブランドを海外に広める」の見出しで特集を掲載した。

 記事では、入団会見で日本でのオリオールズの印象を問われた上原が「カル・リプケンがプレーしたチーム」とだけ答えたことを挙げ、知名度の低さを指摘。上原の入団に多くの日本メディアが駆けつけたことでシーズン中も多くの記者がやって来るだろうと予想し、マクフェイル球団社長の「コウジが少し変えてくれると期待している」とのコメントを紹介した。
 記事はさらに、上原の入団は、環太平洋地域での知名度を上げるだけではなく、今後の球団の積極的な国際スカウト戦略にもつながると指摘。球団は過去に日本選手を獲得した球団の例に倣って専属通訳、日本との往復航空券などの環境を整えており、ストックスティル国際スカウト部長は「海外のマーケットにわれわれが選手を求めていることを知らしめたと思う」と話した。(共同)

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2009年1月16日のニュース