巨人 11年キャンプから沖縄併用

[ 2008年12月12日 06:00 ]

 巨人は11日、2011年から従来のキャンプ地である宮崎に加え、沖縄・那覇市の奥武山(おうのやま)総合運動公園を第2キャンプ地として併用することを発表した。

 東京・大手町の球団事務所で会見に臨んだ清武英利球団代表(58)は「温暖な地で実戦経験を積める。(宮崎と)2つの優れた施設を持てるのは大きなメリットになる」と説明。メンバーの振り分けや期間などについては「(キャンプの)前半は宮崎で後半に沖縄で実戦を行うことが考えられる」と私案を披露した。さらに「1軍が沖縄で2軍が宮崎に残れば2カ所で実戦ができる。若い選手にチャンスを与えたい」と若手の経験を増やすことも狙いとした。
 今年でキャンプ50周年を迎えた宮崎との併用。同代表は「宮崎からの撤退はありません」とあくまで沖縄が第2キャンプ地であることを強調した。この日は桃井恒和球団社長(61)が宮崎を訪れ、3年後からのキャンプ地併用について説明を行った。
 10年3月に完成予定の新球場は、現在メーン球場として使用しているサンマリンスタジアム宮崎と同サイズとなる。巨人が宮崎―沖縄の2段階キャンプでシーズン前の仕上げを万全にする。

続きを表示

2008年12月12日のニュース