原監督“謙信流”でWBC世界一獲る!

[ 2008年12月12日 06:00 ]

「山本浩二氏殿堂入りパーティーに出席した巨人・原辰徳監督

 謙信流で世界一だ!WBC日本代表監督の巨人・原辰徳監督(50)が11日、打順について初めて言及し、尊敬する戦国武将・上杉謙信の兵法を生かして“3部隊”を構成する意向を語った。

 原監督は、都内で行われた「山本浩二 野球殿堂入りを祝う会」に出席。「プロテクトしているメンバーに“日の丸を背負って戦っていこう”ということを書いた手紙を送った」と今月8日に日本代表候補44人に自身のサイン入りの手紙を送付したことを明かした。さらに、打順に関して「1から3番は出塁率が高い選手、4から6番はチャンスに強い選手、7から9番はバランスある選手を置いて、1の矢、2の矢、3の矢という形にしたい」と構想を語った。
 巨人ではクリーンアップを中心に得点力を高める打順を組んでいた指揮官は「全員がどの打順でも打てる選手だから」と理由を説明。尊敬する戦国武将・上杉謙信の兵法で、相手が休む間もない波状攻撃を可能とする「車懸かりの陣」をヒントにしており、WBCでも3つの“部隊”を結成して強豪国に勝負を挑む。

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2008年12月12日のニュース