新井は2億円でサイン 4年契約の2年目

[ 2008年12月12日 13:51 ]

契約更改交渉後に記者会見する阪神の新井貴

 阪神の新井貴浩内野手(31)が12日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約の2年目となる来季は年俸2億円プラス出来高払いでサインした。

 新井は今季を「波瀾万丈というか、長かった」と振り返った。広島から移籍し、前半戦は勝負強い打撃でチームに貢献した。しかし、交流戦中に腰痛を発症。北京五輪でも4番を務めたが、帰国後に「第5腰椎の疲労骨折」が判明し、9月末まで戦列を離れた。
 打率3割6厘をマークしたものの、出場は94試合にとどまり8本塁打、59打点に終わっただけに、来季に向けて「(動きを)制限されている中で、リハビリとトレーニングを並行してやっている。リーグ制覇と日本一が目標」と語った。
 また関本内野手も交渉の席に着いたが、条件提示には至らず「きょうはあいさつだけでした」と話した。

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2008年12月12日のニュース