由規にライバル心　赤川「目標は新人王」

ツバクローにいびられる赤川克紀（前列中央）と（２列目左から）八木亮祐、高田繁監督、中村悠平、（後列左から）フェルナンデス、日高亮、新田玄気、塚本浩二

　東京・新橋のヤクルトホールでヤクルトが新人７選手の入団発表を行った。昨年に続き一般公開され、高校生Ｎｏ・１左腕の呼び声高いドラフト１位の赤川（宮崎商）は「真っすぐとスライダーでアピールしたい」と５００人のファンに宣言した。最速１４７キロ腕は今夏の宮崎県予選準決勝で延長１５回を１人で投げ抜き、甲子園では母校に４４年ぶりの白星をもたらした。先発不足のチーム事情もあり、高田監督は「技術は問題ない。体ができていれば１軍でどんどん使う」と１年目から期待。赤川も「目標は新人王。由規さんにいい所を学びながらやりたい」と新人王資格を残す先輩右腕にライバル心を燃やした。