石井ろう学校訪問「夢をあきらめないで」

[ 2008年12月11日 06:00 ]

横須賀市内のろう学校を訪問して生徒たちに話をする横浜の石井裕也

 横浜の来季守護神候補の石井が横須賀市内のろう学校を訪問。先天性難聴を抱えながらプロ野球選手になった自らの経験を生徒に語った。質問コーナーでは「あまり野球が好きではないのですが、どうしたらいいですか」と尋ねられ苦笑い。「球場で野球を見れば楽しさが分かるはず」と生徒たちを招待する意向を示した。小学校のアルバムに「石井選手のようになりたい」と書いた中学2年の生徒にはグラブにサインをプレゼント。「うまくなりたいという気持ちを忘れず夢をあきらめないで」とメッセージを伝えた。来季へ向けて来週から母校の横浜商工(現横浜創学館)で本格始動。古巣の中日・岩瀬から調整法を助言された左腕は守護神への準備を着々と進める。

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2008年12月11日のニュース