手腕評価!巨人 原監督に複数年契約用意

[ 2008年11月10日 06:00 ]

 巨人の日本一こそ逃したが、リーグ連覇の手腕を評価する球団は原監督に複数年契約を用意する方針。この日、試合を観戦した滝鼻オーナーも「もちろん来季も原」と続投を明言。近日中にも正式に打診される。来季からの契約年数は3年程度となる見込みだ。3年契約の最終年だった今季は故障の二岡に代えて遊撃に高卒2年目の坂本を抜てきするなど若手を積極的に起用して成長を促した。球団は若手と主力を融合させた手腕も高く評価。ある読売首脳は「育てながら勝つ、という巨人監督の命題を見事にクリアした」と話していた。

 ≪福王コーチはフロント濃厚≫6年ぶりの日本一を逃した巨人だが、来季もほとんどのコーチが残留することが濃厚。そんな中、多少の配置転換はありそうだ。胃潰瘍(かいよう)を患うなど、体調面で不安を抱える福王内野守備走塁コーチがフロント入りすることが濃厚で、吉村2軍監督が打撃コーチとして1軍に昇格することが検討されている。原監督を伊原ヘッド、尾花投手総合コーチを中心としたコーチ陣が支え、リーグ3連覇を目指す。

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2008年11月10日のニュース