「来年こそ!」ラミ&鈴木尚 奪回誓う 

[ 2008年11月10日 06:00 ]

<巨・西>6回、三振に倒れる巨人・ラミレス

 【巨人2-3西武】巨人・ラミレスが最後の打者になった。2打席凡退で迎えた9回2死、グラマンの3球目をとらえきれず遊ゴロ。全力疾走も及ばず下を向いてベンチへ帰った。それでも第2戦のサヨナラ弾などが評価され敢闘賞を獲得。「一生懸命やった結果。ベストを尽くしたが届かなかった」とスッキリした表情で帰路に就いた。また、第3戦で石井一から3ランを放つなど、走攻守で奮闘した鈴木尚は優秀選手賞に選ばれ「今までで一番充実していた。来年は監督を男にできるようにしっかり準備したい」と日本一奪回を誓った。

 ≪小笠原は淡々「それが現実」≫巨人の小笠原は淡々とシーズンを振り返った。「最後に勝てなかった。それが現実」。初回1死一塁では左翼フェンス直撃の二塁打で先制点を呼び込んだが、その後は凡退。移籍2年目の今季は不動の3番として打率・310、36本塁打、96打点の成績を残したが、最終目標を達成できず「もう1回一から、いやゼロからレベルアップしないと」と来季を見据えていた。

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2008年11月10日のニュース