明大・森田 初先発で初完封初勝利!

[ 2008年10月27日 06:00 ]

<立大・明大>9回を投げ、被安打2、失点0で完封勝利の明大・森田貴

 東京六大学野球秋季リーグ第7週第2日は26日、神宮球場で2回戦2試合を行った。明大はリーグ戦初先発の森田貴之投手(1年)が初完封初勝利の快挙で立大を1―0で下し、1勝1敗とした。法大はエース小松剛投手(4年)が今季初完封、打線も9安打8得点と効果的な攻撃で東大に快勝、1勝1分けとした。

 
【日程と結果


 明大1年生の森田貴がリーグ戦初勝利を初先発、しかも完封で飾った。昨春のセンバツで大垣日大を準Vに導いた右腕は、最速146キロの直球とスライダーで立大を散発2安打、9奪三振。「思い切って低めに投げることができた。完投は高校以来でちょっと疲れたけど…。善波監督に“結果を気にするな”と言われたのがよかった」とはにかんだ。
 高校時代はワインドアップも今は制球を安定させるためノーワインドアップにチェンジ。それでも直球は常時140キロをマークするなど成長の手応えをつかんでいる。「野村に負けないよう頑張る」。昨夏の甲子園は広陵のエースとして準Vに輝き、今季防御率0・00と先を行く同期生にライバル心を燃やしていた。

 <法大 小松が今季初完封>エース小松が今季初完封を飾った。5四死球も東大の拙攻に助けられ125球で試合を締めると「悪いながらの投球はできた。完封はしたかった」と胸をなで下ろした。30日のドラフトでは広島が上位指名する方針だが「新聞は意識するので見てません。バリバリ緊張するから」。広島の苑田スカウト部長は「きょうはよくなかったけど、ずっと見てるから」と変わらない高評価を与えた。

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2008年10月27日のニュース