広島ルーツ元監督が死去 赤ヘル軍団の礎築く

[ 2008年10月27日 18:42 ]

広島で監督を務めたジョー・ルーツ氏

 広島で監督を務めたジョー・ルーツ氏が20日、83歳で死去した。米フロリダ州のサラソタ・ヘラルド・トリビューン紙(電子版)が伝えた。ここ数年は脳卒中と糖尿病により闘病生活が続いていたという。

 ルーツ氏は米大リーグで選手とコーチを経験。1974年に広島の打撃コーチとして来日し、75年に監督に就任した。シーズン序盤で帰国したが、同年リーグ初優勝を果たした広島の礎を築いた。

 ▼広島OB・衣笠祥雄氏の話 あの時代のチームの意識改革をしてくれた恩人です。私自身にとっては、一塁から三塁へのコンバートのアイデアをくれた人で、野球人生にとって大きな人だった。残念です。

(共同)

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2008年10月27日のニュース