上原ら83選手がFA権取得、特例措置は2人

[ 2008年10月27日 19:53 ]

 プロ野球コミッショナー事務局は27日、2008年度のフリーエージェント(FA)有資格者として、取得年数9年の海外FA資格を初取得した上原浩治投手(巨人)川上憲伸投手(中日)ら83選手を公示した。

 海外FAの条件を初めて満たしたのは上原、川上を含めて13選手で、再取得は稲葉篤紀外野手(日本ハム)ら4選手。取得年数8年の国内FA資格は森野将彦内野手(中日)清水直行投手(ロッテ)ら21選手が初めて取得した。資格を継続保有しているのは三浦大輔投手(横浜)ら45選手。
 そのうち、右太もも裏を痛めた大村直之外野手(ソフトバンク)は登録日数(1シーズン=145日)に13日足りなかったが、昨季から採用された「故障者特例措置」により49日が加算されて海外FAを再取得。右足腓骨骨折した多村仁外野手(ソフトバンク)も同様に60日が加算され、国内FAを初取得した。
 FA権を行使する場合は、日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に通知し、コミッショナー事務局から「FA宣言選手」として公示された翌日から、契約交渉が可能となる。

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2008年10月27日のニュース