阪神 真弓新監督発表「誠心誠意戦っていく」

[ 2008年10月27日 15:11 ]

就任の記者会見で握手を交わす、阪神の真弓明信新監督(中央)坂井信也オーナー(左)、南信男社長=27日午後、大阪市内のホテル

 阪神は27日、球団OBで野球解説者の真弓明信氏(55)の新監督就任を発表した。契約期間は2年で、背番号は「72」に決まった。

 大阪市内のホテルで記者会見した真弓新監督は「タイガースに戻ってきたな、という気持ちでいっぱい。(監督)経験がなく、これから大変だと思うが、精いっぱいやりたい。1年目から誠心誠意戦っていく」と意気込みを語り「守りの野球が確実で、守れるチームが日本一を狙える」と理想のチーム像を表現した。
 坂井信也オーナーは「野球への情熱、経験、実績があり、新監督にふさわしい」と期待を寄せ、フロント一丸となって支援する意向を示した。
 真弓新監督は29日から鳴尾浜球場で始まる秋季練習でチームに合流。30日のドラフト会議には出席しないが、11月に高知で行われる秋季キャンプではユニホームを着て指揮する予定。
 阪神は岡田彰布前監督がリーグ優勝を逃した責任を取り、今季限りで辞任していた。

 ▼真弓新監督の話 周りの期待が大きいのは知っている。これから大変だなと思っている。ここ何年か、タイガースの力になりたいと思っていた。優勝を勝ち取りたいと、はっきり言える。
 ▼阪神・坂井信也オーナーの話 野球に対する実績が豊富で新監督にふさわしい。ペナントレースが始まれば厳しいこともあるが、戦いやすい環境と雰囲気をつくりたい。

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2008年10月27日のニュース