フィリーズ本拠地2連勝 相手のミスに付け込む

[ 2008年10月27日 13:04 ]

レイズに3勝し、喜ぶフィリーズナイン

 【フィリーズ10-2レイズ】スタンドを赤く染めた地元ファンが、誇らしそうに白いタオルを振り回す。フィリーズが本拠地に戻って2連勝。3勝1敗とし、28年ぶりの世界一に“王手”をかけた。

 前夜の試合終了は午前2時前。選手の疲労を心配する声に、マニエル監督は「選手は疲れなど気にしていないし、激励する必要もない。みんな勝つことに集中しているよ」。その言葉どおり、序盤に主導権を奪った。
 1回、ボールが先行したソナンスタインを攻め、押し出し四球で1点を先制。さらに相手のミスに付け込んだ。3回、先頭打者アットリーが岩村の失策で出塁。2死一、三塁から、フェリスが適時打を放った。
 2―1の4回には、4番ハワードが2試合連続本塁打となる3ラン。岩村の失策をきっかけにつかんだ1死一、二塁で、豪快に左翼席へ運んだ。
 5回には投手のブラントンにも一発が飛び出した。ハワードは8回にも2ランを放ち、この日は3安打5打点と活躍した。相手のミスに乗じ、勢いに乗っての快勝。27日の第5戦、本拠地での歓喜が見えた。(共同)

続きを表示

2008年10月27日のニュース