桑田Jr 公式戦に初先発し初アーチ!

[ 2008年9月8日 06:00 ]

公式戦に初先発し、初本塁打を放った桑田

 秋季高校野球東京都大会1次予選49試合が7日に各球場で行われ、桜美林グラウンドでは桜美林が都調布北を6回コールド、11―0で下した。元パイレーツ桑田真澄氏(40)の長男・真樹(1年)は6番・中堅で公式戦に初先発し、初本塁打を放つなど勝利に貢献した。

 父も驚くパンチ力だ。6回無死二塁から内角高めの直球をとらえると、打球はライナーで右翼ネットを越えた。推定飛距離110メートルの一発に、観戦した父も「飛距離は負けるな。だいぶ差をつけられた」と喜んだ。4回2死二塁の第3打席では左前へ公式戦初安打となるタイムリー。3打数2安打3打点の活躍に「結果が出てよかった。これが自信になれば」と称えた。

 5回戦で敗退した夏の西東京大会から1カ月半。体は一回り大きくなった。家族で焼き肉に出掛ければ、数人前の焼き肉に加えて大盛りご飯3杯に普通盛り1杯をぺろり。長打力は格段にアップした。それでも苦言を忘れない。「(本塁打を放った打席の甘く入った)初球を打てばもっと飛距離が出たはず」。父は成長を楽しむように話した。

続きを表示

2008年9月8日のニュース