絶望的…イチローに同情されたヤンキース

[ 2008年9月8日 08:12 ]

マリナーズ戦の4回、右翼線二塁打を放つヤンキースの松井秀。捕手城島

狙い外れても…イチロー「ラッキー」なバント安打

城島、A・ロッドを狙い通り“ハメた”

 ヤンキースの松井秀は7日、シアトルでのマリナーズ戦に「7番・指名打者」で出場、4打数2安打で2試合続けてマルチヒットを放った。内容は左飛、右二塁打、二飛、中前打で打率は3割8厘に上がった。試合は5-2でマリナーズが勝った。
 マリナーズに負け越したヤンキースは、ブルージェイズに抜かれてア・リーグ東地区4位に落ちた。14年連続のプレーオフ進出を懸けて戦っているが、残り19試合でワイルドカード(最高勝率の2位)を争うレッドソックスとは8・5ゲーム差。絶望的な数字となった。
 松井秀は走者を置いた場面で2安打。しかし、後続がなく得点にはつながらず「残念ということしかない。負ければ負けるほど苦しくなるわけですから」と話した。
 西地区最下位に沈むマリナーズは、この3連戦までヤンキースに6連敗だったが、最後は意地を見せた。イチローは「僕らに負け越すというのは、よっぽどなんでしょうね」。妙な同情を引くほどヤンキースの戦いぶりに力はなかった。

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2008年9月8日のニュース