9回3人締め クルーン2年連続30セーブ

[ 2008年8月28日 06:00 ]

<巨・横>横浜を下しハイタッチをして喜ぶクルーン(左)と阿部

 【巨人3―2横浜】最後の打者を空振り三振に仕留めた巨人のクルーンは右拳を高く突き上げた。1点差の9回を3人締めで史上9人目となる2年連続30セーブを達成。横浜から移籍1年目で重圧をはね返して節目のセーブを挙げた右腕は「セーブの数は意識してない。シーズンが終わったときに多ければいい」とクールに語った。

 先頭の吉村は中飛。続く金城は159キロの剛速球で捕邪飛に仕留めた。代打・鈴木尚はカウント0―3となったものの、その後は制球を乱すことなく、最後は145キロの“高速フォーク”で空振り三振。07年に上原がマークした球団記録の32セーブも視界にとらえた右腕は「カウント0―3から三振が取れてうれしかったけど何よりチームが勝ってよかった」。仕事を終えた右腕は満足顔を浮かべて球場を後にした。

続きを表示

2008年8月28日のニュース