武内V打!ヤクルト初のサヨナラ勝ち

[ 2008年6月23日 22:16 ]

10回ヤクルト2死二、三塁、武内(左)が中前にサヨナラ打を放ちベンチに向かいガッツポーズ。右は三走飯原

 【ヤ4―3オ】ヤクルトが今季初のサヨナラ勝ち。3―3の延長10回に連続四球などで2死二、三塁とし、武内が中前打を放って決着した。5番手の松井が今季初勝利を挙げた。オリックスは9回に2点差を追い付いたが、加藤が踏ん張れず5連敗。

 ヤクルトの武内は打った瞬間にガッツポーズをつくった。延長十回二死二、三塁で加藤の直球を中前にはじき返した。プロ入り初のサヨナラ安打に「本当に気持ちのいいスイングができた。久々にいい結果が出た」と満面の笑みを浮かべた。
 2点リードの九回、抑えの林昌勇が2本塁打を浴びて同点に。八回から出場していた武内は、そんな嫌なムードを一掃し「こういう1打席のためにやっているんです」とうなずいた。
 交流戦は11勝13敗と負け越したが、後半の12試合に限れば7勝5敗と健闘した。少しずつ投打がかみ合い始めたチーム状態に手応えを感じている高田監督は「巨人、広島との3位争いに食い込めるように頑張る」と再開するリーグ戦に意欲を燃やした。

続きを表示

2008年6月23日のニュース