村田3打席連発!横浜 今季初3連勝

[ 2008年6月23日 21:53 ]

1回横浜2死、村田が左中間に勝ち越しソロを放つ

 【横10―5西】横浜が今季初の3連勝。1点を追う1回に村田、吉村の本塁打などで4点を奪い逆転。3回に相川の左前打などで3点を加え、小刻みな継投で逃げ切った。ウッドが5回2失点で来日初勝利。

 長いトンネルの向こうに、わずかながら明かりが差してきた。横浜が今季初の3連勝で、交流戦を締めくくった。

 直前の試合でサヨナラ本塁打を放った村田が打線に勢いをつけた。1―1の1回、石井一のカットボールを左中間席に運んだ。勝ち越しの19号ソロはラミレス(巨人)ウッズ(中日)と並んでトップタイ。自身初体験の3打席連続本塁打に、村田は「体がうまく反応してくれた。中軸が打てば打線につながりが出る」と笑みを浮かべた。

 この回、吉村にも16号2ランが飛び出し、三回には下位打線が奮起して3点を加えた。石井一から6安打で7点を奪った効率の良さは、これまでになかったものだ。

 まだ借金は26もある。だが、大矢監督は27日から再開するリーグ戦に向け「チームにまとまりと勢いが出てきた」と、巻き返しへの手応えを感じ取っていた。

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2008年6月23日のニュース