島野コーチ追悼試合で星野氏ら始球式

[ 2008年3月5日 17:30 ]

島野育夫コーチ追悼試合の始球式で投手を務め、スタンドの声援に応える野球日本代表の星野仙一監督

 昨年12月に胃がんで亡くなったプロ野球阪神の島野育夫コーチの追悼試合が5日、オープン戦の阪神―広島(京セラドーム大阪)で行われた。

 試合前、2003年に阪神がリーグ優勝した際の映像などが大型スクリーンに映され、両チームの選手が黙とうした。始球式では野球日本代表の星野仙一監督が阪神の背番号77のユニホーム姿で投手を、田淵幸一前阪神コーチが捕手を、岡田彰布監督が打者を務めた。
 かつて中日、阪神で監督とコーチとして苦楽を共にした星野さんは「ずっと思い出して感慨深い。いい意味の弔いというか、花を添えてほしい」とチームの優勝を願った。妻の美智子さんは「思わずジーンときた」と感無量の様子だった。
 球場の入り口には島野さんのユニホームや写真が飾られ、1万1000人余りを集めた試合は阪神が7―3で勝った。

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2008年3月5日のニュース