松坂 ぎっくり腰で調整に遅れ

[ 2008年2月6日 06:00 ]

ブルペンで投球練習をするレッドソックスの松坂。手前は西武・星野

 レッドソックスの松坂大輔投手(27)が5日、1月中旬に腰痛を発症し、調整が遅れていたことを明かした。「病院にいったらぎっくり腰と言われた。最初は歩くのも少しずつで、娘が抱きついてきてもよけられなかった」と語った。

 先月14~18日の沖縄自主トレ中、トレーニング前の昼寝から上体を起こした時に痛みが走ったという。同19日の茨城ゴールデンゴールズとのチャリティー試合では最速136キロを記録したが「おじぎも少ししか頭を下げられなかった」という状態で出したものだった。

 だが、この日は腰痛を感じさせない姿を披露した。超音波治療などで回復を図ってきた効果もあり、西武第2球場で古巣のB班(2軍)キャンプに合流。投内連係のほか、ブルペンでは立ち投げ約80球、捕手を座らせて24球と100球を超えた。周囲から「140キロは出てる」との声も上がる熱投に「腰の状態を確認しながらでしたけど、結構投げられましたね。焦る必要はない。じっくりやりたい」と松坂。故障後初という本格的な投球練習で手応えを得た様子。今後も10日前後の渡米直前まで状態を高めることに集中する。

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2008年2月6日のニュース