愛PO惜敗も納得、ベスト65で追いつく「思うように打てた」

[ 2018年3月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヨコハマタイヤPRGRレディース最終日 ( 2018年3月11日    高知県香南市 土佐カントリークラブ=6228ヤード、パー72 )

ヨコハマタイヤPRGRレディース最終日 18番、セカンドショットを50センチに付け、イーグルを逃し悔しそうな鈴木愛
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 昨年の賞金女王、鈴木愛(23=セールスフォース)が惜敗した。3打差3位から出て、この日のベストスコア65をマークし、通算11アンダーでアン・ソンジュ(30=韓国)と並びプレーオフに突入。1ホール目で敗れたものの、開幕戦3位に続き、2位に入った。アン・ソンジュは昨年3月のダイキン・オーキッド・レディース以来となる通算24勝目。横峯さくら(32=エプソン)はスコア68で通算9アンダーの3位だった。

 勝利以外は自分を認めないプロフェッショナルも、さすがにこの日は褒めた。3打差を追いかけた最終日。鈴木はこの日のベストスコア65を出し、プレーオフにまでもつれ込む熱戦を演じた。1ホール目で屈したが、「久しぶりに私らしいゴルフができた。今日は凄くナイスプレー」と納得した。

 圧巻のバーディーラッシュだった。7番から9番まで全て3メートル以内につけ3連続バーディー。後半も16番で1メートル、17番で5メートルのバーディーパットを入れた。18番パー4では第2打を30センチにぴたりとつけ、後続にプレッシャーをかけた。だから15年大会同様にプレーオフで惜敗しても、「思うようなショットを打てた」と満足感が上回った。

 年間3勝を課す今季。開幕戦3位に続く2位の好成績を収め、賞金ランキング上位5人で唯一の日本人となった。序盤戦で勝利をつかめば、2年連続の戴冠も現実的な目標となる。日本人エースとして、今季も主役を担う。

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2018年3月12日のニュース