ラプターズが8連勝 キャバリアーズは東地区3位から4位に後退

[ 2018年3月12日 16:06 ]

チームを引っ張ったラプターズの司令塔ラウリー(AP)
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 NBAは11日に各地で9試合を行い、東地区全体首位のラプターズは敵地ニューヨークでニックスを132―106(前半65―57)で退けて49勝17敗。カイル・ラウリー(31)が16得点と7アシストを稼ぎ、チームは8連勝を飾った。

 9日に西地区全体首位ロケッツの連勝を17で阻止したラプターズはここ16戦で15勝のハイペース。この日敗れた東地区全体2位のセルティクスには残り16試合となった段階で3・5ゲーム差をつけた。

 7連敗のニックスは24勝43敗。ラプターズとは対照的に、ここ16戦で15敗目を喫した。

 キャバリアーズは敵地ロサンゼルスでレイカーズに113―127(前半60―65)で敗れて38勝28敗。レブロン・ジェームズ(33)は24得点、10リバウンド、7アシストをマークしたが、ペイサーズに抜かれて東地区全体で3位から4位に順位を下げた。ここ6戦では4敗目。故障者続出もあって球宴後は4勝6敗と精彩を欠いている。

 レイカーズはこのカードの連敗を7でくい止めて30勝36敗。フォワードのジュリアス・ランドル(23)がフィールドゴール(FG)を18本中14本成功させ、自己最多の36得点をたたき出して勝利に貢献した。

 2月8日のトレードでキャバリアーズからレイカーズに移籍したガードのアイゼイア・トーマス(29)は31分出場して20得点、5リバウンド、9アシスト。シーズン途中で追われた古巣相手に強烈な“カウンターパンチ”を見舞った。

 なおジャズがペリカンズに勝って6連勝を飾ったために、西地区ではプレーオフ出場権(上位8チーム)を巡る戦いがさらに激化。8位クリッパーズ、9位ナゲッツ、10位ジャズがゲーム差なしで並び、3チームとも7位スパーズとは0・5ゲーム差に肉薄している。

 ステフィン・カリー(29)を足首の捻挫で欠く西地区全体2位のウォリアーズは今季2度目の連敗。1位ロケッツとのゲーム差は1・5に広がった。

 <その他の結果>

ブルズ(23勝43敗)129―122*ホークス(20勝47敗)

*ティンバーウルブス(39勝29敗)109―103ウォリアーズ(51勝26敗)

ジャズ(37勝30敗)116―99*ペリカンズ(38勝28敗)

*ナゲッツ(37勝30敗)130―104キングス(21勝46敗)

ロケッツ(52勝14敗)105―82*マーベリクス(21勝46敗)

ペイサーズ(39勝28敗)99―97*セルティクス(46勝21敗)

76ers(36勝29敗)120―97*ネッツ(21勝46敗)

 *はホーム

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