ショートトラック男子の坂爪 13日の出番へ「ジャッジの傾向を確かめたい」

[ 2018年2月12日 20:35 ]

 負の流れを払拭するカギは、審判対策だ。スピードスケート・ショートトラック男子の坂爪亮介(27=タカショー)は、13日の1000メートル予選と5000メートルリレー予選に登場する。12日、江陵アリーナで練習し、「ビデオを見直したい。ジャッジの傾向を確かめたい。(どれぐらいの接触で反則を取られるのか)自分のボーダーラインと合わさないとダメなのかなと、1500メートルを見て思った」と注意点を挙げた。

 自身の出番がなかった競技初日の10日、吉永一貴(18=名古屋経大市邨高)が1500メートル予選で失格。その他にも引っかかるレースがいくつかあり「簡単に失格を取られる」という印象を受けた。

 氷上の格闘技では、反則スレスレの駆け引きがレース中に繰り広げられている。日本勢の初日は男女3種目で予選落ち。「今は流れが良くない。巻き返したい。一つのレースで変わると思う」。広い視野を持つ2大会連続出場のエースが、日の丸に勢いをもたらす。

続きを表示

2018年2月12日のニュース