藤森由香が日本勢最高9位 鬼塚は無念19位 女子スロープスタイル

[ 2018年2月12日 13:18 ]

平昌冬季五輪 スノーボード女子スロープスタイル決勝 ( 2018年2月12日 )

<平昌冬季五輪・スノーボード女子スロープスタイル決勝>決勝1本目、エアを決める藤森由香
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 平昌五輪は12日、スノーボードの女子スロープスタイル決勝が行われ、藤森由香(31=アルビレックス新潟)が63・73点で日本勢最高の9位に入った。ジェイミー・アンダーソン(27=米国)が83・00点で連覇を果たした。

 藤森は決勝1回目、最後のジャンプでバックサイド720を鮮やかに決めて63・73点をマークし、5位につけた。2回目は転倒が響いて得点を伸ばせず、入賞にあと一歩届かなかった。

 15年世界選手権優勝の鬼塚雅(19=星野リゾート)は1回目、2つ目のジャンプの着地で転倒。2回目も2つ目のジャンプで尻もちをつくなど不本意な滑走に終わり、39・55点で19位だった。広野あさみ(27=TJR)は49・80点で12位、岩渕麗楽(16=キララクエストク)は48・33点で14位だった。

 女子スロープスタイルは11日に予選が予定されていたが、強風のため中止に。この日も強風で競技開始は1時間遅れた。予選をせずに全選手が参加して決勝が行われ、演技回数は通常の3回から2回となった。

 スロープスタイル(SS)は前回ソチ五輪から採用され、障害物を使うジブセクションと巨大なジャンプ台のセクションに分かれたコースで、滑りの難易度や独自性を争う採点競技。

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