栃ノ心、大相撲トーナメント初V “連覇”に「気持ちいいね」

[ 2018年2月12日 05:30 ]

師匠の春日野親方(右)から優勝杯を受け取る栃ノ心
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 第42回大相撲トーナメントが11日、東京・両国国技館で行われ、初場所で平幕優勝を飾った栃ノ心(春日野部屋)が大会初優勝を果たし、優勝賞金250万円などを獲得した。平幕の優勝は、同じ春日野部屋の碧山(14年)以来4年ぶり。表彰式では巡業部長を務める師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)から優勝杯を受け取った。

 初場所に続いて“連覇”となった栃ノ心は「気持ちいいね、経験したことがないことを経験したから」とご満悦だった。3回戦では、本場所で25戦全敗の横綱・白鵬を右四つがっぷりから寄り切り。決勝では関脇・玉鷲の変化にも動じず、最後はもろ差しに持ち込んで寄り切った。

 関脇復帰が確実な春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、早くも減量に着手している。「地方に行くと太る」とあって、場所後はご飯の量を減らして野菜を多めに取る食事に変え、場所中の173キロから166キロまで落とした。大阪入り後はしっかり食べて、万全の状態で臨む。

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2018年2月12日のニュース