暁斗、上々の平昌初ジャンプ 手応え強調「白馬より飛びやすい」

[ 2018年2月12日 05:30 ]

平昌冬季五輪 ノルディック複合

公式練習を終え引き揚げる渡部暁
Photo By 共同

 ノルディックスキー複合のメダル候補、渡部暁斗(北野建設)ら日本勢5選手が平昌入り後、初めてジャンプ台の感触を確かめた。公式練習は初戦14日の舞台、ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS109メートル)で行われたが、強風のため1時間半遅れで開始。断続的に吹きつける風の中でエース渡部暁は1回目92.5メートル。2回目はヒルサイズに3.5メートルに迫る105.5メートルまで飛距離を伸ばし、全体5位で終えた。

 ジャンプはW杯白馬大会以来という中、「風の影響がありそうだが、内容は悪くない。白馬よりも飛びやすい」と手応えを強調。風向きがめまぐるしく変わる点にも「自分のジャンプをすれば、しっかり上位に来られる」と、風格を漂わせた。

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2018年2月12日のニュース