体感気温は−30℃!?レジェンド葛西も「味わったことのない寒さ」

[ 2018年2月12日 14:29 ]

平昌五輪スキージャンプ代表の葛西紀明
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 平昌五輪スキージャンプ日本代表の葛西紀明(45)が11日、自身のブログを更新し、10日に行われた男子ノーマルヒル決勝の感想をつづった。

 「寒い中応援に来てくれた方、遅くまでテレビで応援してくれた方、本当にありがとうございました」とまずは現地で、テレビを通じて声援を送ったファンに感謝。「昨日のノーマルヒル個人戦は厳しい戦いでした。気温は−15℃前後でしょうか。この−15℃に強風が付くと−30℃くらいに感じます。味わったことのない寒さでした」と現地での寒さを打ち明けた。

 ノーマルヒルは強風の影響もあり、21位に終わった。「自分のジャンプを分析してみた結果、緊張での失敗ではなかったと思っています。今はソチの時のようなほぼ無の状態で何も考えないでも飛べる状態じゃないこと。まだ大丈夫かな?と不安があるところから、こういう大舞台では安定しないテイクオフになってしまっているみたい。アプローチのスピードも少しずつ出るようになって来てるし、パワーや方向性も良くなってる」と自身の結果を分析し、「得意なラージヒルでは不安の無い思い切ったジャンプが出来るような期待感が自分にはあります!」と前向き。

 11日にはジャパンハウスでお寿司、天ぷら、味噌汁を食べたといい、「すっげー美味しかった〜!試合まで減量してたからそらはもう!」と喜ぶ葛西は、7枚の写真を掲載。お寿司を頬張るノーマルヒル7位入賞の小林陵侑(21)の姿も紹介した。

 最後に「次のラージヒル大会までは1週間程空くので、少しリラックスしたいと思います」と16日に行われる男子ラージヒル予選に意気込んだ。

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2018年2月12日のニュース