団体 悲願のメダル獲得狙う日本は総合5位で最終日へ ペアFS須崎・木原組はミス相次ぎ「悔しい」

[ 2018年2月11日 14:19 ]

平昌冬季五輪   フィギュアスケート団体戦 ペア・フリースケーティング ( 2018年2月11日 )

ペア・フリースケーティングで演技する須崎海羽(左)と木原龍一(AP)
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 平昌五輪は11日、フィギュアスケート団体のペア・フリースケーティング(FS)が行われ、日本からは須崎海羽(18)・木原龍一(25)組が出場。スロージャンプでミスが続き、97・67点の5組中5位に終わった。悲願の団体メダルに期待がかかる日本は総合5位で12日の団体演技の最終日を迎えることが決定した。

 ショートプログラム(SP)では自己ベストをマークした須崎・木原組だが、FSではミスが相次いだ。「チームジャパンの勢いをつけよう」と意気込んだが、木原は「練習でやってきたものを出せなかった」と唇を噛んだ。須崎も「ミスが多かったので、そこがすごく悔しいです」と悔しがったが、「団体戦は初めてだったので、ミスをしても温かく迎えてくれてうれしかったです」と笑顔も見せていた。

 日本は9日に行われた男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がトップで10点を獲得。続くペアSPで、須崎海羽(18)・木原龍一(25)組が8位と健闘した。この日行われたアイスダンスショートダンスでは村元哉中(かな、24)&クリス・リード(28=ともに木下グループ)組が5位、女子ショートプログラム(SP)で宮原知子(19=関大)が4位。前半4種目を終えて合計26点で総合4位につけ、上位5チームに入ったため、フリーの演技に進出した。

 総合トップを快走するカナダのミーガン・デュアメルとエリック・ラドフォードのペアが148・51点で1位。イタリア、OAR、アメリカと続き、日本は5位だった。その結果、3種目を残し、総合ポイントではカナダが45点で1位。以下、OAR(39点)、アメリカ(36点)、イタリア(35点)、日本(32点)と続いている。メダル圏内を争うアメリカとは現状で4点差となった。

 残りの3種目は12日に開催予定。日本時間午前10時から男子FS、女子FS、アイスダンス・フリーダンスの順に行われる。

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