団体 アイスダンスSD終え日本は総合4位 村元・リード組が堂々5位「楽しすぎて涙出そう」

[ 2018年2月11日 11:18 ]

平昌冬季五輪   フィギュアスケート団体戦 アイスダンスショートダンス ( 2018年2月11日 )

<平昌五輪フィギュアスケート団体>得点を確認し手を叩く村元哉中(手前左)とクリス・リード(同右)、坂本花織(後列左)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 平昌五輪は11日、フィギュアスケート団体・アイスダンスショートダンス(SD)が行われ、日本からは村元哉中(かな、24)&クリス・リード(28=ともに木下グループ)組が出場。6番目の滑走で登場し、62・15点をマークする堂々の演技で10組中5位に入った。

 日本は9日に行われた男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が103・25点をマークしトップで10点を獲得。続くペアSPで、須崎海羽(18)・木原龍一(25)組が自己ベストの57・42点で8位。3点を加えて13点とし、総合3位につけていた。

 日本は6点を加点し合計19点。1位につけていたカナダがSDも1位で合計27点で独走態勢。2位のアメリカがSD2位で合計23点とし順位は変わらず。日本と同点だったOARが3位に入り、合計21点としたため、日本は総合4位に後退した。

 落ち着いた演技で5位に入った村元は「滑る前から楽しすぎて涙が出そうだった」と苦笑いしつつも「落ち着いて最後まで滑ることができた。会場と団体戦の雰囲気を楽しめた」と演技に手応え。「チーム一丸となって頑張りたいと思っている。いい流れが作れたかな」と団体・主将としての自覚をにじませた。リードは「すごく楽しかった。すごい応援をありがとうございます。みんなも頑張って」と後続にエールを送った。

 次に行われる女子ショートプログラム(SP)までの4種目合計点の上位5チームがフリーに進む。

 ◇フィギュアスケート団体戦 10カ国が出場し、種目ごとの順位点(1位10点、2位9点…10位1点)の合計で争われる。男子、女子、ペアのSPとアイスダンスのショートダンス(SD)の上位5チームがフリーに進出する。初めて採用された14年ソチ五輪では1位ロシア、2位カナダ、3位米国で、日本は5位だった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月11日のニュース