団体 日本4位でフリー進出決定!悲願メダルへ第1関門突破 女子SPで宮原は4位

[ 2018年2月11日 12:45 ]

平昌冬季五輪   フィギュアスケート団体戦 女子ショートプログラム ( 2018年2月11日 )

女子フィギュアスケートの宮原知子(撮影・小海途 良幹)
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 平昌五輪は11日、フィギュアスケート団体・女子ショートプログラム(SP)が行われ、日本からは宮原知子(19=関大)が出場。10人中8番目に登場し、連続3回転ジャンプがともに回転不足と判定されるなど、思うように得点は伸びず68・95点で10人中4位だった。日本は4位でフリー演技への進出を決めた。

 日本は9日に行われた男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が103・25点をマークしトップで10点を獲得。続くペアSPで、須崎海羽(18)・木原龍一(25)組が自己ベストの57・42点で8位と健闘し3点を加えて13点。この日行われたアイスダンスショートダンスでは村元哉中(かな、24)&クリス・リード(28=ともに木下グループ)組が5位に入って、合計19点で4位につけていた。

 女子ショートプログラム(SP)までの4種目合計点の上位5チームがフリーに進むが、宮原の得点が発表された時点で、日本を逆転する可能性があった6位以下の中国らの点数を上回ったため、日本の5位以上が確定。結果、1位は35点のカナダ、女子SPでメドベージェワが歴代最高の81・06点をマークし1位だったOARが31点で2位に浮上。以下、アメリカ(29点)、日本(26点)、イタリア(26点)と続いた。

 ◇フィギュアスケート団体戦 10カ国が出場し、種目ごとの順位点(1位10点、2位9点…10位1点)の合計で争われる。男子、女子、ペアのSPとアイスダンスのショートダンス(SD)の上位5チームがフリーに進出する。初めて採用された14年ソチ五輪では1位ロシア、2位カナダ、3位米国で、日本は5位だった。

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2018年2月11日のニュース