沙羅上昇気流 公式練習で最長106・5メートル!全体1位

[ 2018年2月11日 05:30 ]

平昌五輪 ノルディックスキー・ジャンプ女子公式練習 ( 2018年2月10日 )

<平昌冬季五輪・スキー女子ジャンプ公式練習>ジャンプする高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の公式練習が10日、会場のノーマルヒル(ヒルサイズ=HS109メートル)で行われ、高梨沙羅(21=クラレ)は3回の公式練習で、1回目で103メートル、2回目で最長不倒の106・5メートルを飛び全体1位をマークした。試合は予選なしで12日に行われる。

 今季W杯7勝のマーレン・ルンビ(23=ノルウェー)は休養のため参加しなかったが、復調を印象づけた。四方から吹きつける強風にも動じず、飛距離を伸ばし「1、2本目はまずまず」と笑顔を見せた。3本目は98メートルで3位。コーチからのスタートの合図が見えず「もたついてしまった」と言うが、「アプローチのタイミングが合えば飛距離は伸びる」と語った。

 前夜は開会式に初参加。「入場行進で日本が呼ばれて、チーム一丸となって歩いていく感じに鳥肌が立った」と五輪スイッチが入ったよう。この日の練習前には選手村を訪れた安倍首相から「頑張ってね」と激励を受け、「ありがたいお言葉を頂いた。誇りを持って試合につなげたい」と表情を引き締めた。

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