納谷 祖父・大鵬化粧まわしで出世披露、声援に「背筋伸びた」

[ 2018年1月22日 05:30 ]

大相撲初場所8日目 ( 2018年1月21日    両国国技館 )

新序出世披露で祖父・大鵬のまわしをつけて土俵に上がり一礼する納谷(右端)と(左から)東岩、豊昇龍、中西
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 祖父の大鵬が横綱昇進前につけていた化粧まわしを巻いて出世披露となった納谷に、館内からは「大鵬〜」の声が飛んだ。

 「緊張はなかった。背筋が伸びた感じ。(大鵬という声援もあって)凄くありがたい」

 2日前の19日は、13年に亡くなった祖父の命日だった。前相撲を終えていた納谷は、大嶽部屋に隣接する実家を訪れ、遺影に手を合わせた。そこで「しっかり前相撲に勝って、番付に載ることになった」と報告したという。春場所では序ノ口デビューとなる。「しっかりと自分の相撲を取れば負けないと思うので、白星を重ねていきたい」と早くも春場所を見据えていた。

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