小林陵16位が最高、葛西25位も200メートル越えに満足感

[ 2018年1月22日 05:30 ]

 ノルディックスキー・ジャンプ・フライング世界選手権は20日、ドイツ・オーベルストドルフで個人(ヒルサイズ=HS235メートル)の後半が行われ、日本勢は小林陵侑(土屋ホーム)が3回目に165・5メートルを飛び、合計528・4点で16位となったのが最高だった。最終4回目の競技は風の影響で中止となり、19日の前半2回と合わせた3回の成績で順位が決まった。45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は3回目に209メートルをマークし、493・6点で25位。小林潤志郎(雪印メグミルク)は408・7点で29位。ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー)が651・9点で初優勝した。

 葛西は3回目にK点(200メートル)を9メートル越えた。19日は1回目に218・5メートルで6位と好発進した後、2回目の失速で大きく順位を下げていた。それだけに「同じ(失敗)ジャンプをしたらどうしようという不安もあった」というが「その中でいいジャンプができた」。4回目が中止となり、上位進出はならなかったが、内容には一定の満足感を示した。

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2018年1月22日のニュース