香生子　成人式で紫の振り袖姿、東京五輪へ「応援したくなる人間になりたい」

地元葛飾区の成人式典に参加した競泳の渡部香生子
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　競泳女子のロンドン、リオ両五輪代表の渡部香生子（２０＝ＪＳＳ立石）が９日、地元葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズで成人式典に参加し、紫の振り袖姿を披露した。

　普段のジャージー姿とは違って、あでやかに着飾り「着慣れないので疲れるけれど、ずっと楽しみしていたので幸せです」と成人の儀式を楽しんだ。

　昨年のリオ五輪では２００メートル平泳ぎで準決勝敗退に終わった１５年世界女王は「１５年はいい結果を出すことができたけれど、昨年は思うような結果を出せず悔しい年になった。２０年には東京五輪がある。うれしい思い、悔しい思いを３年後につなげたい。誰もが応援したくなる人間になりたい」と壇上で決意を述べた。

　２０歳の誓いを色紙に求められると「挑戦」と記し、「ここ最近は調子も良くなくて不安もあるけれど、前向きに挑戦していきたい」と語った。