伊藤 久々表彰台も 満足遠く「まだむらがある」

[ 2017年1月9日 05:30 ]

W杯ジャンプ女子第5戦   ドイツ・オーベルストドルフ=HS137メートル、K点120メートル ( 2017年1月7日 )

優勝した高梨沙羅(中央)と3位の伊藤有希(右)
Photo By 共同

 2回目に131・5メートルを飛んだ伊藤有希(土屋ホーム)が今季3度目の表彰台となる3位に入った。

 2位とは、わずか0・8点差だった。22歳の伊藤は2位に入った第2戦以来約1カ月ぶりの表彰台にも満足できない様子だった。121・5メートルで3位につけた1回目のジャンプを「(踏み切りの)タイミングを外して失敗だったので悔しい」と振り返った。

 高梨のように好飛躍を2回そろえる安定感が求められており「まだむらがある。もっとアベレージを上げないと上には行けない」と自覚する。W杯個人初優勝への意欲は示しつつ「自分の技術を高めることが先。その先にいい結果がついてくればいい」と地道なレベルアップを期した。

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2017年1月9日のニュース