帝京大8連覇、東海大に逆転勝ち 14点差跳ね返す 全国大学ラグビー

[ 2017年1月9日 15:44 ]

<帝京大・東海大>大学選手権8連覇を達成し胴上げされる帝京大・岩出監督
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 ラグビーの第53回全国大学選手権決勝が9日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、帝京大(関東対抗戦1位)が東海大(関東リーグ戦1位)を33―26で下し、8連覇を達成した。

 試合開始直後は東海大ペース。キックオフのボール処理をミスした帝京大を攻め、前半5分、フッカー大塚のトライで先制。16分には得意のスクラムを押し込みNo.8タタフがトライを追加し、14―0とした。FW戦で劣勢に立ち攻め手を欠いていた帝京大だが、33分、SO松田のインゴールへのキックをNo.8のマクカランが抑え、反撃開始。38分にはCTB矢富のトライとSO松田のゴールで14―14の同点とし、折り返した。

 後半は中央付近で帝京大のパスをインターセプトした東海大SH湯本の独走トライで東海大がリード。しかし、その後はバックスの展開力を生かした帝京大が3連続トライを挙げ、試合を一気にひっくり返した。東海大は34分にゴール前5メートルのスクラムを押し込み26―33と追いすがったが、初優勝には届かなかった。

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