錦織 全豪はより厳しい戦いに BIG4に加えてラオニッチら強敵

[ 2017年1月9日 07:25 ]

ブリスベン国際   錦織2―6、6―2、3―6ディミトロフ ( 2017年1月8日    オーストラリア・ブリスベン )

 錦織にとって5セットマッチで2週間の長丁場となる全豪オープンは今大会以上に険しい道のりとなる。

 最大の壁は世界2位のジョコビッチ(セルビア)。7日のカタール・オープン決勝では、世界1位のA・マリー(英国)との頂上対決を制して優勝した。錦織は「ジョコだけは唯一苦手意識がある」と昨年の6敗を含めて10連敗中。13日に決まる組み合わせ次第では、準々決勝で激突する可能性もある。

 昨季後半を左膝のケガで棒に振ったフェデラー(スイス)はすでに男女混合の国別対抗戦で復帰。ナダル(スペイン)を含めたビッグ4は当然大きな壁になるだろう。ラオニッチ(カナダ)ら同世代とのしのぎ合いに加え、キリオス(オーストラリア)ら20代前半の若手も台頭してきている。彼らの挑戦もはねのけて7試合を勝ち抜かなければ、頂点にはたどり着けない。

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2017年1月9日のニュース