ヤマハ発 逆転勝ちでVへ望み 矢富のトライで流れ

[ 2017年1月9日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第14節最終日   ヤマハ発動機26―12近鉄 ( 2017年1月8日    金鳥スタ )

<ヤマハ・近鉄>後半途中出場し、チームにリズムをもたらしたヤマハ・矢冨勇毅
Photo By スポニチ

 5試合が行われ、2位のヤマハ発動機は近鉄に26―12で逆転勝利を収め、勝ち点62として優勝の可能性を残した。ヤマハ発動機は前半を7―9で折り返したが、後半9分に途中出場のSH矢富勇毅(31)が逆転トライを奪い、その後も2トライを重ねて逃げ切った。4位の神戸製鋼が敗れたため、サントリー、ヤマハ発動機、パナソニックの上位3チームの日本選手権出場が決定。また、最下位が確定したホンダの来季自動降格、13位コカ・コーラ、14位豊田自動織機、15位近鉄の入れ替え戦出場も確定した。

 ヤマハ発動機は逆転勝ちで、14日の最終戦に逆転優勝の可能性を残した。流れを引き戻したのがSH矢富。7―9の後半9分から出場すると直後にモールを押し込んでからトライを決めるなど、チームを活気づけた。「雨の中でうまく試合をコントロールできたと思います。自力優勝はなくなりましたが、一戦一戦成長していかないと」。9日に全国大学選手権8連覇を懸けて決勝に臨む弟の帝京大CTB洋則(3年)へのエールも込めた勝利。清宮監督も「状況に応じたプレーをしてくれた」と称えた。

続きを表示

2017年1月9日のニュース